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    SNSマーケティングとは?SNSの種類と目的

    SNSマーケティングとは?

    インターネットマーケティングのうちもっとも種類が多いのがSNSです。SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・システムの略で、人と人、人と組織、組織と組織を結ぶネットワークのことです。SNSとマーケティングが組み合わさったものがSNSマーケティングで、SNSを使って販売したり、交流する仕組みのことがSNSマーケティングとなります。

    SNSは、文章、画像、動画、音声を発信するもので、お店や会社の販売促進になくてはならないものとなっています。SNSマーケティングとは、SNSを組み合わせることでその効果を最大限に発揮することができます。

    この記事では、個人で事業を営む方や中小の会社を対象に、より実践的なSNSマーケティングについて伝えします。

    SNSマーケティングで使うサービス

    SNSマーケティングで使うサービスは無料のもので十分です。代表的なものとして以下のようなものがあります。

    ・LINE
    ・Facebook
    ・Instagram
    ・Twitter
    ・YouTube

    SNSは数が多いのでどれを使えば良いのか迷うところですが、以上を使えば良いでしょう。業種によって使うSNSは違います。

    SNSマーケティングに何を使うか?

    SNSマーケティングでは、SNSがどういう媒体を使うことができるか、どのSNSがどの媒体に向いているのかを解説しています。SNSマーケティングで使う媒体は、文章、写真、動画、音声の4つです。

    1.文章

    SNSで使われる代表的な媒体は文章です。LINEのように気軽に発信できるチャット形式もの、文章をPDF化したもの、表形式のものなど文章にもいくつかの形があります。SNSの傾向として、動画や写真など、文章と違って理解する労力が少ないものが受け入れられやすいです。文章は理解するのに労力がかかります。とくに長文は避けられやすいので、SNSではできるだけ簡潔に書くようにします。長文はブログを使うようにしてください。

    2.写真

    写真の特徴は、見た目に訴えるので、1つの写真でも含まれる情報が多いことです。文章では補えない情報も補足することもできるので、写真は有効に使いましょう。

    3.動画

    動画は写真よりもさらに情報量が多くなります。本格的な動画を撮影しようとすると、機材の準備から動画を編集する時間もかなりかかるので大変です。動画の出来具合を気にしなければスマートフォンで撮影したものをYouTubeにアップすると良いでしょう。動画は、商品説明だけでなく、ライブ配信やウエビナーを録画したものも動画としてアップロードできるので、動画の用途は広いです。

    4.音声

    TwitterやFacebookなどで、音声だけの投稿はほぼ見かけません。しかし、音声をオーディオブックのように使うこともできるので、聞く人が通勤や車の運転中に聞けるメリットもあります。また、収録も動画に比べてはるかに楽なので、SNS以外でもプレゼントに使ったり出来ます。2021年から「Clubhouse」のように音声だけのSNSも登場しているので、ラジオのように音声だけで交流することもできます。

    音声を使うとすれば、文章の読み上げや動画の補助教材として使うと良いでしょう。

    文章、写真、動画、音声を最初に紹介したSNSと組み合わせてみます。そして、どのSNSがどの媒体に向いているのかを◎、○、△、✕で表してみました。

    文章写真動画音声
    LINE
    Facebook
    Instagram
    Twitter
    YouTube

    このように表にすると、どのSNSにどの媒体を使えば良いのかがひと目で分かります。

    SNSマーケティングの目的

    どういうSNSがあって、どういう媒体を使うかが分かったところで、何のためにSNSを使うのか?それを考えてみます。

    SNS自体が人と人のつながりを目的に作られたものなので、お店と顧客をつなげるものとなります。そこで、お店がどういう情報をお客様もしくは、見込み客に提供するのかが次の目的になります。

    既存客に対する目的

    すでに商品を買って頂いたお客様が対象になるので、新しい商品情報、クーポン、まだ紹介していないお店の情報、スタッフの紹介、セール、イベント、セミナーの案内、アンケート、営業時間の変更などが目的になります。

    既存客に対して発信する内容は限られているので、日常的な連絡はLINEで行ない、その他のSNSを使うときは、会員限定のSNSにするとプレミアム感があって会員に喜ばれます。

    新規客に対する目的

    新規客に対する目的は既存客とは全く異なります。不特定多数の人に向けての発信になるので、ハッシュタグ(#)を使って、特定のキーワードに反応してもらうことが必要になります。ハッシュタグとは、キーワードの頭に#をつけることで、そのキーワードに関する記事を検索できる便利な機能です。

    不特定多数の人に自分のお店、会社の商品やサービスを知ってもらうことが必要なので、メッセージのどこかに販売サイトかホームページのリンクを貼っておかなければなりません。

    単にSNSで発信しただけではそれで終ってしまうので、必ず販売サイトかホームページに誘導するようにしましょう。

    SNSとSNSを連携する

    SNSマーケティングは、SNS同士で相互に連携し合うことで相乗効果が出るので、必ず連携するようにしましょう。たとえば、Twitterでつぶやいたときに、さらに詳しい情報をYouTubeで公開しています、のような感じです。

    ホームページに限らず、ランディングページ、セールスレターなどのWebサイトやYahoo!広告やGoogle広告と連携することで、事業は飛躍的に進歩します。

    SNSとWebサイト、広告の連携やインターネットマーケティングの全体像については、インターネットマーケティングとは?インターネットマーケティングの種類と始め方で解説していますので、そちらをご覧ください。

    SNSマーケティングとは?のまとめ

    代表的なSNSは以下の5つです。

    ・LINE
    ・Facebook
    ・Instagram
    ・Twitter
    ・YouTube

    SNSマーケティングで使う媒体は、

    ・文章
    ・写真
    ・動画
    ・音声

    の4つです。

    SNSマーケティングの目的は、既存客と新規客によって違います。

    ・既存客 ー 日常的な連絡はLINEで。会員限定のSNSで特別感を出す。

    ・新規客 ー 不特定多数に発信。ハッシュタグ(#)をつける。販売サイトかホームページに誘導する。 

    SNSマーケティングは、それぞれのSNSの特徴を知って使い分けることが必要になります。そして、顧客の属性によってもSNSを使い分けます。

    SNSマーケティングは、最終的に継続が力となります。諦めずにコツコツと続けて行きましょう。

    関連記事 → インターネットマーケティングとは?インターネットマーケティングの種類と始め方