実装中の事業再構築戦略!! 後編

前回よりご紹介しています八島農具興業株式会社(事業内容=農具製造、卸販売、金属加工)の事業再構築戦略【後編】を綴ってみたいと思います。

《創造マーケティング》受注から造注へ

《創造マーケティング》受注から造注へ農具メーカー卸販売の実装中企業を通してこの経営環境を打破する手法を提案しています。前回は事業承継の手法MTS(ミッション・トライ・システム)みんなでつくる職場と解釈して下さい。
今回は予告していました、マーケティング・事業再構築の手法をまとめていきますが色んな戦略手法がある中で今回テーマになっている事業所の場合では2次産業から10次産業化と言う内容のノウハウとして提案致します。

この内容はYouTube(上記:10次産業へ 怒喜和苦 創造マーケティング)も配信しておりますので是非こちらもご視聴下さいませ🙏

10次産業への展開

先ずは1次産業:メーカーや生産者 2次産業:卸業 3次産業:小売、サービス業 4次産業:ソフトウェア、企画プロデュース、プロモーション、情報産業、コンサルティング…3次産業までで足し算すれば6次産業と言われ皆さんも良く聞く機会があると思いますが10次産業は4次産業である4を足せば10になることで私がこのように名付けました。

6次産業化のスタート

さて今回実装中の農具メーカー卸販売の場合は製造→卸しでBtoBで経営スタイルをとって来ましたが先般、事務所を一部★展示場に替え直接BtoCへダイレクトにお客様と小売をスタートさせました。先ずは❛6次産業化❜のスタートです〜

続いて工場の利活用を進めることになりワークショップの開催で包丁作りや五寸くぎでペーパーナイフ作りをすることで開かれたオープン工場として★サービス工場へ脱皮に取り組んでいます。

ワークショップ:ペーパーナイフ作り

又、この秋には創業125年アニバサリー❛感謝ー報恩ー創造❜と題してお客様に来場頂き2日間のワークショップ・フードコート・協賛出店・抽選会・新製品展示…などなどの企画運営プロデュースを開催する予定となっている。

創業125年「八島祭」ポスター

企画・プロデュース力で創造マーケティング(10次産業)へ

このような小売産業から企画運営を手掛けるプロデュース力を進める事でお客様のニーズをキャッチしたり新製品開発に繋がったり販売を推進することができます。そして、利益率向上はもとより受注や市場を創造する創造マーケティングの世界に入ることができる訳です。

この意味は待ちの受注型事業から仕掛けて作り出せるの自力本願的な事業スタイルで色んなことやモノ、アイデアを創造する事業所に再構築することが可能となります。

そして今どきの流通·営業で不可欠なのがインターネット販売である。ホームページ作成からのネット販売(ネットマーケティング)の拡販。A農具全般   Bオリジナル商品 Cオーダー受注 のカテゴリーで配信して受注促進及びエンドユーザーとの関係づくり目指しています。

事業再構築手法まとめ

色々と綴ってまいりましたがまだまだ道半ばであるわけですが何もしなければ淘汰され時流の歴史に消されてしまう状況下で❝起死回生❞と言う格言がありますが【死に瀕した状況から一転して活気を取り戻す姿】を表現した言葉ですがどうせダメ…から折角ならチャレンジしよう…の精神でありこの会社の経営理念が【市場価値に向けての先駆者たれ】Marketing  to  Customize  for  Challenge   と掲げられチャレンジ真っ最中であります。

この会社にエールを送ると共に掲載を承諾戴いた事に感謝いたします。そして、私どもSPCプロジェクトチームも一日も早く成功例でご紹介出来ることを念じて事業再構築手法の提案を終わります〜ご購読をいただいております皆様方も是非ともご参考部分があればご活用いただき実装から実感の達成感を感じていただければ幸いです。わからない部分はお気軽にホームページよりお問い合わせください。有難う御座いました…🙏

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