前回は経営資源と代表的な経営戦略手法をご紹介しましたが、今回は今まで実装してきた中から幾つか事例をご紹介します。

YouTubeでも配信していますのでぜひご覧ください。

新聞社のケース

先ずは❴新聞社❵のケーススタディを挙げて事業再構築戦略を発案してみたいと思います。この業界は新聞紙と言うアナログで生産をして尚も活字離れの時代背景があります…又、生産効率が中々上がらず単価も値上げしづらい状況です。人材確保もままならず斜陽産業になっていますよね~

フットワークが大きな資源

そこで私はこの業界の経営資源は何かとピックアップすれば❝フットワーク❞が大きな資源、資産と考えます。毎日毎日雨の日も嵐の日も悪天候に関わらず配達を直接自宅まで届ける作業は並大抵ではありません。その毎日のフットワークを活かして高齢者宅の見回りで安心安全なライフセキュリティに貢献出来ます。又は高齢者社会の足代わりになり配達や買い物代行サービスもあるでしょうしお困りごと相談なんて事にも役立つわけです。

経営戦略面ではネット販売の配達が益々需要が増えてますので配送業者とのJV(ジョイントベンチャー)したりも可能でしょう。又、一方の配達店舗なども利活用が出来ますよね…空いた時間には地域のワークショップや交流拠点としての利用や地域のカルチャー教室なども貢献性が高いはずです。

石材店のケース

次は❴石材店❵の場合で事業再構築戦略を考案して見たいと思います…
この業界は石材を日本から韓国、そしてインドと採掘し加工流通する時代の流れがあります。一方和墓に至ってはリフォームや建替えは大半終わり尚且つ墓じまいの流れは止まりません。

敬う心が大切

墓石にこだわらす【敬う心】を大切に考えた場合は携帯電話の利用やAR(アグメンティッド リアリティ)なども今どきの通信技術をもってすれば遠距離通信もリアルに可能だと思います。大事な事は墓石が大切では無く敬う気持ちが重要であり時代と共に社会環境も価値観も手段も変化します。そして敷地の課題では都会は価格が高いし衛生管理の問題やイメージ的に景観も良くありません〜個人墓が増加の社会現象を受けオブジェで共同墓に生涯供養のセットとIT化(インターネット通信)による繋がりもツールとして役立ちます。

経営戦略の実装ケーススタディ(新聞社・石材店)のまとめ

今回は2つの業界を新時代・新視点から綴って来ました…如何でしたでしょうか?是非皆さま方の会社にも事業再構築の視座で新時代に価値創造して下さいませ〜最後までご購読有難う御座いました🙏See you again✌

関連記事

→ 【玉手箱】No.13 パーソナルビジネスモデル【”喜業”文化】の創造とは・・・

→ 【玉手箱】No.12 経営の最適化・最大化へ向けた戦略=経営資源の強化・配分=

→ 【玉手箱】No.11 《シリーズ》経営資源の最適化・最大化とは〜