前回は事業再構築戦略の2つの業界を紹介致しましたが今回は整備工場のパターンで実装して見たいと思います。

YouTubeでも配信していますのでぜひご覧ください。

整備工場のケース

先ずはこの業界の経営課題ですが
①ユーザーとの接点不足:整備工場の利用アンケートでは1~2年に1度もしくは車検の時だけと回答。中々お客様との接触がありません。
②競合からの脱落;新車購入をディーラーで求めた場合はほとんどメンテナンス会員で囲われ管理が行き届きます。中古車ディーラーもあります。SS(ガソリンスタンド)にて週一ほど給油してエンジン関係やカー用品の販売店でも車検、点検をしっかり取り扱い車検スーパーなども存在します。
③人材不足に後継者難:中々技術者は集まりませんし長続きません。後継者に至っては車離れの風潮もあり将来的に厳しい現実でしょう。
④カーテクノロジーの進展と設備投資:テクノロジーの進歩は原発機による化石燃料から新たな低炭素時代に突入します。又、新たな設備投資は脆弱な経営体質には負担が大きいでしょう。
⑤先々のビジネスモデルが業種からは望みにくい状況です。

業態開発手法を使いビジネスモデル化

その四面楚歌にある中で新業態開発の手法で考案して新ビジネスモデルにしてみます…

ある地方の経営環境ですが山や川が流れゴルフ場など近場にあるような代表的な地方ロケーションです〜経営者は承継時代も迎えておりビジネス成立と承継課題と新たな時代への再構築をはかる必要があります。今回は業態開発手法を使いビジネスモデル化してみました。

地域サービスを業態化

この整備工場は、白石自動車整備工場と言います…CI戦略がユーザー目線と従業員獲得にも重要ですし、ましてやサービス業態化する上では必須です…社名を白石=白く輝く石で白石自動車整備工場からマブルス(小さく輝く宝石)としました。店舗リフォームには新たにカフェ!ゴルフショップ&シュミレーション!釣り具とメンテナンスで2階には子供向けカルチャー教室と地域環境のポテンシャルに経営者や家族の趣味などを掛け合わせ地域サービスを業態化しました。

経営戦略の実装ケーススタディ(整備工場)のまとめ

整備工場は、納車引取りが負担な業界でユーザー接点も少なかった状況からカフェしながら点検終了…カルチャーの送迎で親子さんはカフェやゴルフシュミレーションを利用して有効時間活用。そしてメンバーズ会員でSNSで繋がり状況提供やアンケート調査や特典付けで営業マンの人件費を無くし企画や接客に人事配置します。このような状況を作り上げ地域の交流拠点にも役立つビジネスとなります〜

今回は斜陽産業真っ只中の整備工場を取り上げて新ビジネスモデルとして紹介致しました。最後までご購読有難う御座いました🙏では又、See you again✌

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