SPCプロジェクト経営戦略・マーケティング事業部の福田です~【全国チェーン店】VS【儲かる地方個店の作り方】=競争しない…独創性重視…〇〇ならでは…のポジションで特定エリアで魅力溢れる商売を持続可能な経営スタイルで検証したいと思います。

全国チェーン店は激戦状態

今や全国チェーンの無い地方は存在しない状況で大手企業の店舗競争が生き残りを掛けて激戦状態です~回転寿司チェーンも毎週のようにキャンペーン企画が火花を散らしてお客様の争奪戦を繰り広げてます。又、ファーストフードチェーンでもマックやモス、ケンタッキーなどがお互いの強味を出しコスパ戦を展開しています。衣料のカジュアルウェアではユニクロを始めワークマンプラスにスポーツウェアからのデポやヒマラヤそしてアルペンとあらゆるジャンルの市場争奪戦がエスカレートの様相です!!衣食住は勿論の事ですが電機大型販売店もヤマダ、100満ボルト、ケーズデンキ、エディオンなどなど切りがない…大型スーパーチェーンはイオンを始め中型スーパーに地方スーパーが価格と品質、品揃えで激突、コンビニエンスストアはローソン、セブンイレブン、ファミリーマートなどそれぞれの市場ポジショニングを確立させながらのシェア争いの状況です。現在の日本市場を見れば人口減少の背景もあり生存を掛けたシェア争奪戦があらゆる業界で展開中です!!

地方個店は・・・

さて一方大型チェーン店に一蹴された地方個店はワンストップショピングやモータリゼーションの流れでの郊外型にロードサイド複合店に今や通販等の流通変化に超少子高齢化の波を受け殆どの業種(八百屋、魚屋、肉屋、下駄屋、駄菓子屋)は姿を消したり商売を変えたりしました〜しかしそんな状況の中に最近、個性的なローカル店が全国各地に現れ始め今どきのSNSの電波に乗り❛映え❜ブームを起こし拡散する店が出ています。

これからのスモールマーケット&スモールビジネス

今回踏み込もうとしているビジネスマーケットはそんな全国区VSローカル個店にクローズアップし今どきこれからのスモールマーケット&スモールビジネス=競争しない…独創性重視…〇〇ならでは…の視点で検証しビジネスモデルの提案を試みてみます。

そこで、提案の流れとしてはローカルでは特に飲食系のオープン情報を良く聞きますが先ずは既存市場で変化の激しい身近なモデルになりそうな業界を絞って⑴現状の取り巻く環境⑵どうした対応策があるのか⑶これからの具体的ビジネスモデル提案…でまとめてみたいと思います。

例えば美容院は・・・

先ず検証するビジネスモデルは❴美容院❵〜を選択テーマにして皆さんと現状突破と新市場価値創造までのプロセスを知の創造→知の具現化へ実装してみたいと思います。

現状の取り巻く環境

検証の流れは⑴現状の取り巻く環境を概略まとめて情報整理すると…
①厳しい生存競争が続く中にコロナ禍の影響と重なり更に地方個店は生存のふちにある。
②2022年市場規模推計は約1兆3千億円と微減ながら堅調に推移している。
③市場規模横ばいに対し店舗数や美容員数は増加傾向。2020年総店舗数258,000店でコンビニやドラッグストアを優に凌ぐ数である。美容師数は550,000人で過去最高。

市場規模推計
美容・理容施設数
理美容師数

今後の課題は?!

今後の課題は
①店舗数や美容師数な増加に対し売上が微減である。
②少子高齢化で人口減少と更に競争の過激化。
③離職率の高さ〜3年以内に半数以上辞める。→激務、長時間労働、職場環境、低賃金。
④経営の近代化対応の遅れ。
⑤アフターコロナ対策と差別化戦略。

全国チェーンVSローカル個店(美容院)のまとめ

以上で今回は全国チェーン店VS儲かる地方個店の作り方…でモデル事業をローカルには必ず有る美容院にテーマを絞り込みどう生き残りそして更に市場価値を高めて行くかを検証しながらビジネスモデルを提案して行きたいと思います。それでは次回はビジネスモデルのテーマと構築をまとめていきますのでご一緒にお考え下さい…✌ 

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