新しくオープンした、道の道の駅 南えちぜん山海里に車中泊してのマーケの👀目から私一存で診断してみたいと思います…➡ウォンツスリップ&ミスマッチは何故起きたか??
①ウォンツスリップ→立地は最高なのに購買は低迷する理由の最大はユーザー目線でなく設計者や主催運営側の一方通行である。
②地元の地産地消を足軸に地盤、看板、連携を感じられないと共に道の駅本来の地域情報受発信と交流拠点になっていない。
③利用者のターゲティングとウォンツ(要望)認識の事業戦略のズレは戦術である人の努力ではカバーしきれない。
すなわちSTPD(See現状認識・Thinkスィンク事業戦略・Planプラン計画・Do実行)あくまでもPDCA(プラン)先にあらず。
地元の息吹を感じられない?!
*地元の息吹を感じられないとは?!地元のひと、もの、文化、息吹、ニオイ、風情。 流通サービスが発達した昨今では通販やネット流通で、たいがいのモノは手に入るとなればそこに行かないと食べれないとか手に入らないとか体験出来ない❛そこだけ❜いまだけ❜これだけ❜のコンセプトテーマが価値となる。そして、加えて地元の人との交流の躍動や連携が見えない。そのうえ加えれば利用者の声をどれだけ汲み取ったものだろうかと疑問を感じざるを得ない。
ターゲットとポジショニング
マーケティングで★ターゲット(対象とする客層)と★ポジショニング(対象者に対して対応&体制)が先ずは事業戦略として最大のテーマである。
今回実例であげた道の駅はサービスエリア&道の駅と両方の主幹道路に面し立地的には抜群でサービスエリア側は県外乗用車で賑わい又、トラックの駐車台数も非常に多い状況にある。
私は今回は道の駅側に車中泊をしましたが食事とみやげショップを見て回り飛んでも無い光景を目にする!!イートインでは素晴らしいメニューとスペースがあったにもかかわらず誰一人とお客様が居ないガラガラ状態であった(@_@;) どうしたの??仕事柄でしょうか分析が始まった(笑) 早速、サービスエリア&道の駅の両方の駐車場に足を運び確認しました…
客層にメニューと料金、そしてミスマッチであると直ぐに判明しました〜最初に書きましたが地産地消を感じられない上に地元産直コーナーも余りなく加工品と上等過ぎるレシピと値段…駐車した方々は何処に居るのか探していると直ぐに理解出来ました!! コンビニのファミマでした…買い物した袋を片手に出入りする人々〜なるほど(笑)
このように事業や商いはターゲットとポジショニングを誤れば幾ら人の努力しても戦略の間違いは戦術では取り返せないのです!!
マーケティング5Pで見ると・・・
因みにマーケティング5P…を綴ってみますと
①プロダクト(product)=製造、取り扱い商品
②プライス(price)=価格、値段
③プレイス(place)=売り場、食べるスペース
④プロモーション(promotion)=告知、宣伝、広報
⑤ピープル(people)=担当者、接客、スキル
であるが価格の占める決定要因 は非常に大きいものがある…幾ら良くても財布に合わないものは買わないし食べない!幾らの値段でどれだけの内容か?? 幾らが全ての基準になっている昨今ではターゲット(利用客)に対して 最優先テーマであり決定要因でもあるわけです。
今のままではテナントも入れ換わり事業事態が厳しい状況に陥る事は時間の問題であります〜早速再構築を進めるべきではないでしょうか・・・?
道の駅 南えちぜん山海里の戦略的ミスマッチは何故起きたか??のまとめ
今回はマーケティングの👀目で車中泊をした際の生々しい話しでしたがミスマッチの経営をしている現実は身の回りに沢山存在します…過当競争の飽和市場での商いはマーケティングのSee(現状調査&認識)がズレれば全ての戦術は無効になります。釣りたい魚種にエサと技法と道具が合っていないのです〜
また旅をしながら生々しいモデルがあれば検証したいと思います〜今回対象になった事業関係者は是非ともご一考頂き早い段階での顧客満足度調査をご提案致します。最後までご購読頂き有難う御座いました🙏