地方ポテンシャルについて考える

SPCプロジェクト代表の福田です。今日はポテンシャルについてです。

1、郷里に想う、地方の豊かさ

ポテンシャルを直訳すれば潜在能力、将来性と言う訳だが、今回の前編では 地方·地域にスポットをあて考察してみたいと思います。私は九州宮崎に生まれ大阪で育ち定期的に母親と一緒に夜行列車に揺られ里帰りした思い出が今でも根強く残っています。実家は古い武家屋敷の通りにあり平家の落人と聞きます〜裏の縁側からえびの高原を望み、すぐ近くを川内川が流れいとこ達とよく川で泳ぎ砂を掘れば温泉♨に冷えた身体を温めたものです。都会では触れたことの無い野菜(キュウリ、ナス、カボチャ)などが花とその先に可愛い実を付け庭ではチャボや鶏が卵を産む光景…当時、少年だった私には見るもの、触るもの、全てが新しく驚きでした。又、えびの高原に行けば今でも通う白鳥温泉があり湯治温泉宿で天然蒸し風呂だ。山頂付近にはミヤマキリシマがピンクと紅で山を染めていた!冬はスケートリンクもあって実に四季折々の豊かさの宝庫だ。

2、市町村長と地域リーダーの対談 

FM中九州のパーソナリティをしていた時にラジオを見えるようにリスナーに届けたいと、対談するときは必ず現地視察してその場に立ってみる、会ってみる、感じてみる〜それが対談になると話の実像が浮かび身に染みて聞けたり伝わりました。そしてスタジオには特産品や伝統工芸品などを実際に並べ、手に触れたり試食して見えるラジオを心がけました。そんな数あるエピソードから当時、アソ久木野村の村長はうちの村には熊が出ると東京出張先で大宣伝したり、津奈木町では町全体を美術館に見立て日常の中に潤いのある町を目指した。又、小国町では殆どが森林であることから戦後最大の木造建築工法で”小国ドーム“を立て全国の子ども向け”木魂館”を運営した。挙げればキリが無いのですが地域のポテンシャルを価値創造に変えた出会いと活動が懐かしい。

3、日本一づくり運動の体系図 

地方ポテンシャルについて整理すれば・・・

今回はポテンシャルってなんだろ?!地方ポテンシャルについて話して来ました。郷里に想う、地方の豊かさ…市町村長、地域リーダーとの対談…日本一運動体系図…でした。今、その様な田舎暮らしを再現した宿や旅籠に泊まればウン十万円で高級極まりない{古民家、自然環境、無農薬、有機野菜、手作り料理に生活雑貨、伝統工芸、ロケーション、時の流れ}地方には宝の資産が手つかずでまだまだ沢山残っている!!”死産”にしない様に古里創生で地方課題、強いては豊かなジャパン復活を叶えたいものです。次回<後編>は”地域づくりは人づくり”日本一とはさて何だろう?!のテーマで綴ってみたいと思います〜ではまた・・・!!(θ‿θ)