前回のブログでスローライフを実現するためには、リモートワーク、ワーケーション、移住の3つの手段があるとお伝えしました。
では、スローライフを実現するために、どのような動きを取っていけばスローライフが実現しやすいのかを考えてみます。
人生を変えるには、仕事を変える、住む所を変える、付き合う人を変えると言われています。
スローライフの実現もこれと同じことです。
スローライフは、自分が自分らしく生きるための生活様式です。
人生のバランスが取れて心豊かに過ごすことがスローライフです。
しかし、スローライフを始める前と後では、人生が180度違います。
そう言う意味で、スローライフは人生を変える出来事です。
スローライフを実現する1つ目のステップ
スローライフを実現する1つ目のステップは、リモートワークとワーケーションです。
リモートワークとワーケーションで、スローライフを実現する予備段階に入ります。
スローライフを実現する3つのステップが、ホップ・ステップ・ジャンプとすれば、ホップの段階です。
リモートワークで余暇を充実させる
1つ目のステップは、リモートワークで余暇を楽しむことです。
平日は働いて、土日は仕事とプライベートのバランスを取るために、余暇を楽しみます。
近年になって、企業もワークライフバランス、働き方改革などで、生活と仕事のバランスが取れるような方向に進んでいるので、スローライフが実現できる土壌ができつつあります。
それに加えて、リモートワークの普及で通勤時間が大幅に減って、その分を家庭に向けることができるようになりました。
それまで仕事で家にいなかったお父さんが家事を手伝ったり、家族で買い物に出かけるなど、生活にかける時間が増えています。
土日の休みだけにしばられず、一日の時間を自由に使えることで、生活にゆとりが出て来ていることも事実です。
そう言う意味で、一日の時間を自由に使えることが、スローライフの実現には大事です。
ワーケーションでスローライフを体験する
リモートワークで働く場所と時間の制約が少なくなったことで、行動の自由度が増えます。
これを利用して生まれたのが、仕事(ワーク)と休暇(バケーション)の造語であるワーケーションです。
リモートワークが普及した会社では、会社に出勤するのが週1日や2日も当たり前になって来ているので、その他の日は休暇で出かけるようなところに行って仕事ができるようになりました。
そうなると、自然にスローライフが部分的に実現できていることになります。
ワーケーションを行なう場所は、将来的に自分が本格的にスローライフを実現したい所で行なうようにします。
こうすることで、スローライフがより現実的になります。
スローライフを実現する2つ目のステップ
第二段階は、仕事の選択です。
スローライフの実現には、時間と場所の制約のない仕事を選ぶことです。
パソコンやスマホで仕事ができるような職業や、情報を扱うような職業がそうです。
時間と場所の制約がないことで、時間が自由に使えて、自由に移動できるようになります。
それによってスローライフの目的であるストレスのない生活を送れるようになります。
逆に、通勤時間が長くて、会社やお店に行かないと仕事ができないような職業ではスローライフが実現できません。
そのため、スローライフを実現するには、どのような仕事を選ぶかによるところが大きいのです。
あるいは、地方で小さな商売をすると場所の制約を受けますが、精神的には都会ほどのストレスは受けないし、時間も自分の裁量で決めることができるので、あくせくしないでマイペースで仕事ができます。
スローライフを実現する3つ目のステップ
スローライフを実現する3つ目のステップは、スローライフが実現できる場所を決めることです。
スローライフが実現できる所に移住したり、都会の家と地方の家の2拠点生活などの複数拠点でスローライフを実現することもできます。
子育て環境の良い所や医療設備の充実した所、移住者にメリットのある施策を取っている地方自治体を調べて移住するようにすると良いでしょう。
地方では、空き家、放棄地も増えているので、移住したり、移住して農業や何らかのビジネスを始めるチャンスが転がっています。
事前にリサーチしたり、現地で交友関係を作っておけば移住もスムーズに行きやすいので、第二段階での準備が大事になります。
移住で付き合う人も変わるので、前もって人脈を作っておくことが必要です。
スローライフを実現する3つ目のステップのまとめ
ステップ1.リモートワークで余暇を充実させる。ワーケーションでスローライフを体験する。
ステップ2.スローライフを実現できる仕事を選ぶ
ステップ3.移住する。拠点を複数を持つこともある。
以上がスローライフを実現する3つのステップです。
スローライフを実現する鍵は、時間と場所の制約を受けない仕事を選ぶことです。
すでにリタイアされた方は、この点は心配ないですが、現役でスローライフを実現するには決断が必要です。
特に家族がいる場合は、一人の問題ではなくなるので十分に検討しなければなりません。
いずれにせよ、人生が良い方向へ向かって行くようにするための手段がスローライフなので、スローライフが実現したときに幸せが感じられるようにすることを忘れてはなりません。
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